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2014/03/05

書き方というより、問い方の事例本。

侍OTさんを中心に、tomoriくんめがねOTさんから企画を聞いた時、
他の誰よりも自分が求めている本だと直感した。
きっと、理論と実践が調和できる。

この本は書き方ではなく、問い方をサポートする。
理論、実践を問わず、方法論に先立って、
作業療法とは何を実践、検証、証明するのかと決定しなければならない。

この時、作業療法士の存在価値が試される。
作業療法とは何かと問いを立て、実践したことを伝える過程で、
自分にとっての作業療法らしさが築かれていく。








作業療法の視点、クライエント中心の作業療法、人間作業モデル。
この3冊が個人的な臨床実践と視点を、まったく新しく変えた。
もし和訳されていなかったら、今のボクは存在しない。

風呂と睡眠以外は、歩いている時も含めて、いつも読んでいた。
読んですぐに実践し、クライエントの反応を思い出しながら読み直した。
実践した後に読むと、いつも新しい発見があった。

それから間もなく、tomoriくんの強力なサポートを得て学会発表を経験した。
事例報告をまとめる過程で、さらに視点は開かれた。
臨床で実践する前よりも、実践している時よりも、理解が深まった



事例報告は目的でなく、自分と社会を変える手段だと気がついた
日本という制度、文化、習慣の中で、未来を共に創る人がもっと増えるといい。
作業療法の魅力と可能性を信じているボクら一人ひとりのために。









作業療法とは何かと問いを立て、実践したことを伝える過程で発見できること。
それがボクらにとっての Meaningful occupation.
「大切な仕事」は、「大切な作業」から生まれる。



事例本は第1回 日本臨床作業療法学会(満員御礼)で先行発売予定



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